【BlackShark2】画面録画も余裕でこなすゲーミングスマホ

2019年12月22日

録画アイキャッチ

BlackShark2廉価版JAPANモデルの素人レビューです!

BlackShark2にはゲームプレイを動画として録画できる以下の2つの機能があります。

  • スクリーンレコーダー
  • Sharktime

別途アプリをインストールする必要がないし、編集をしなければ外出先でもゲームプレイ動画を録画してその場ですぐYouTubeにアップロードとかできそうですね。

私はもっぱら見る専門なので詳しくありませんが、YouTubeにゲームのプレイ動画をアップロードする人にとっては便利な機能ではないでしょうか?

通常の画面録画には「スクリーンレコーダー」

まず一つ目は一般的な画面録画ができるスクリーンレコーダーについて解説します。

外部ソフトではPlayストアからインストールできる「AZスクリーンレコーダー」(以降は略してAZ)が有名なので、ところどころAZとの比較もしてみます。

スクリーンレコーダーの起動と録画方法

スクリーンレコーダーを起動するには、通知領域にあるスクリーンレコーダーのアイコンをタップします。

スクリーンレコーダー起動

スクリーンレコーダーを起動するとすぐに自動的に録画が開始するのですが、この自動開始がなにかと面倒くさい

前もって起動しておいて好きなタイミングで録画開始したいのに、いちいち起動時に自動開始された録画を停止しないといけません。

しかも起動時に勝手に録画された動画ファイルなんていりませんから単なるゴミです。

起動時の自動で録画を始めちゃうなんてハッキリ言って大きなお世話ですね。

一度スクリーンレコーダーを起動してからは、フローティングボタンが表示されて録画の開始と停止をコントロールできるようになります。

録画中のフローティングボタン

その他にフローティングボタンでは録画時間もわかるようになっています。

録画時間表示

このフローティングボタンはドラッグすることで右端か左端に移動できますが中央には配置することはできません。

上下位置は自由に微調整できるのでゲームに合わせて邪魔にならない位置に移動させると良いですよ。

フローティングボタンを移動

赤い「STOP」をタップすると緑の「開始」に表示が変わり録画も終了します。「開始」タップすればまた録画が始まります。

ところでどうして開始は日本語、STOPは英語で統一されていないんでしょうね?

BlackShark2はところどころ日本語がおかしかったり分かりにくいところがあるので、ローカライズが雑なのかもしれませんね(笑)

スクリーンショット(静止画)ではフローティングボタンが見えていますが、録画した動画では見えないようになっています。

スクリーンレコーダーの録画保存先

スクリーンレコーダーの録画保存先は 内部メモリ>DCIM>ScreenRecorder

保存先を指定できるような設定は見当たらないので固定みたいですね。

スクリーンレコーダーの設定

スクリーンレコーダーでは動画のクオリティに関する設定を行うことができます。

設定メニューの場所は、設定>ディスプレイ>Screen record settings 

スクリーンレコーダーの設定画面

解像度

解像度はたったの3種類からしか選べません。

解像度メニュー

個人的にはPCで見ることも考てFHDサイズの1980*1080が可もなく不可もなくちょうど良いんじゃない?と思うんですが、残念ながら選択肢にはありませんでした。

サイズが大きいほど動画の容量も大きくなるので、YouTubeにアップロードするなら中途半端だけど1280*720くらいで良いのかな?

AZの場合は解像度が豊富で 1980*1080 も選べるので、比較すると物足りないところ。

動画の画質

選択肢はたくさんありますが、単位がMbpsと言われても今まで気にしたことがない単位なのでよくわかりません。

後ほど何種類か画質を変えて録画した動画をアップロードし、Mbpsの違いを比較したいと思います。

画質メニュー

フレームレート

フレームレートもわずか3種類だけです。

fpsメニュー

YouTubeが60フレームレートまでサポートしているので、最高で30fpsまでというのは「何で今どきこれ?」という感じです。

BlackShark2ならスペック的に60fpsでも十分録画できるし、実際にAZだと60fpsで録画できますからね…

音源

スクリーンレコーダーを使うべき理由が音源にありました!

システムサウンドにすると外部の音を全く拾わないので、純粋にゲームの音だけをめちゃくちゃきれいに録音することができます。

AZだと「内部音声の録音は Google によって許可されていません」という理由からマイク音源しか選べません。

ゲーム実況をしないなら、このシステムサウンドのためだけにスクリーンレコーダーを使う価値があると言ってもいいくらいです。

動画の画質の違いを比較

「動画の画質」以外のパラメーターは全て共通で、以下の設定にして録画してみました。

  • 解像度は1280*720
  • フレームレートは24fps
  • 音源はシステムサウンド
  • 録画時間は約15秒(手動OFFなのでわずかな差あり)

1Mbpsの場合

1Mbps

こ、、、これは想像した以上にひどい。とても見るに堪えないですね。

動画容量は3.4MBと最も小かったのですが、いくら小さく済むとはいえ1Mbpsは止めといた方が良いですね。

4Mbpsの場合

4Mbps

動画容量は6.2MBでした。まだ少し圧縮ノイズが気になる感じがしますが、1Mbpsと比べるとかなりキレイです。とりあえず4Mbpsあれば大丈夫ですね。

6Mbpsの場合

6Mbps

動画容量は6.2MBと意外にも4Mbpsと同じ容量でした。全く同じゲームプレイではない為、シーンによって圧縮効果が高かったりしたのかもしれません。

圧縮ノイズもほとんど気になりませんでした。

最高画質の場合

比較する予定はなかったんですが、最高画質にしてもゲームに支障なく滑らかな録画ができるのか知りたくなりました。

全て最高の設定にするということで、以下の通り設定しています。録画時間は同じ15秒ほど。

  • 解像度 2340*1080
  • 動画の画質 20Mbps
  • フレームレート 30fps
最高画質(設定は全てMAX)

さすがに動画容量は一気に大きくなって31MBでした。気になっていたゲームプレイはなめらか特に影響なしです。

動画容量を気にしないなら最高画質で録画しても全然大丈夫ですね。

ちなみにYouTubeヘルプによると、YouTubeのおすすめ設定は以下のようです。

YouTubeおすすめビットレート

引用元:YouTubeヘルプ

過去の画面録画には「Sharktime」

二つ目は過去にさかのぼって録画できるSharktimeです。

Sharktimeの起動と録画方法

Sharktimeを起動するにはGamers StuioからSharktimeのアイコンをタップすることで可能です。

Sharktimeアイコン

Sharktimeを起動するとアイコンが緑に変わり、Sharktimeのフローティングボタンが表示されます。

起動してすぐはGamers Studioのメニューと重なって見にくいですが、フローティングボタンはドラッグで自由な位置に移動することができます。

Sharktime起動中

フローティングボタンをタップすると録画が始まり、設定している録画時間にかかわらず2秒~3秒ほどで終了します。その間も普通にゲームはプレイ可能です。

sharktime録画中
円メーターが一周すると録画終了

Sharktimeの録画保存先

Sharktimeの録画保存先は 内部メモリ>DCIM>sharkTime

スクリーンレコーダーと同じく保存先の設定は無いので固定ですね。

また解像度の設定もなく、動画の情報を確認してみると 1560*720 になっていました。

Sharktimeの設定

フローティングボタンの歯車マークをタップするとSharktimeの設定画面になりますが、設定できるのは録画時間のみで15秒から最大30秒まで。

Sharktimeの設定

Sharktimeの参考動画

この参考動画は15秒の設定で録画したもので、動画の最後はPUBGモバイルの設定画面を開いたところで終わっています。

そうです。Sharktimeの録画を開始したのはPUBGの設定画面を開いてから。

だから15秒前のプレイ動画が録画され設定画面を開いたところで終了しているんですね。

BlackShark2の画面録画まとめ

スクリーンレコーダーについては基本的な録画設定に物足りなさはあります。

しかし最初からインストールされてるので気楽に使えるし、雑音が入らないきれいなゲームプレイ録音ができるので使ってみるのもありですね。

Sharktimeも面白い使い方ができそうです。

例えば「今のバグっぽかったぞ!?」と思ったらすかさずSharktimeで録画して確認。

例えば「くそっ!チーターにやられた!運営に報告してやる!!」と思ったらSharktimeで録画して証拠として提出。とかね(笑)