【BlackShark2】液冷って凄いの?PUGBプレイ直後の温度を公開!

BlackShark2 廉価版 JAPANモデルに関する素人レビューです!
スマホって重たい処理をするほど一生懸命働いてバッテリーやCPUの温度が上昇します。
そして温度がある一定のレベルを超えるとそれ以上熱くならないようにリミッターが働いて、100%の性能を使わなくなりパフォーマンスがダウンしてしまいます。
重たい処理の代表といえばやはりゲーム。特に3Dのゲームがパフォーマンスを必要とするので、低スペックのスマホだとカクカクして遊べないこともあります。
BlackShark2はゲーミングスマホとして売り出しているだけあって冷却に力をいれているみたいで、何とスマホなのに液体冷却を採用してるんです!
パソコンだと規定以上の処理性能を引き出そうとして、空冷より冷却効果が高い液冷を使用することがあるのは知っていましたが、まさかスマホでも液冷が使用できるなんて知りませんでした。
それだけBlackShark2がパフォーマンスにこだわっているという証拠ですね。
BlackShark2の液冷効果
以下の引用は販売店である「KAZUNA eSHOP」に書かれているBlackShark2の液冷に関する説明です。
端末の熱上昇を抑える 革新的な液冷システム
出典:KAZNUNA eSHOP
Black Shark2は革新的な多層液体冷却システムAdvanced Liquid Coolingを搭載。高速処理に支障がでる端末の熱上昇を、主要な部品をカバーする冷却版で温度を約14度(※)下げる。プロゲーマーにも認められた冷却システムが、あらゆるアプリケーションの高速処理をサポート。※Black Shark社調べ
何やら凄そうだとは感じるんですが、いかんせん素人なので良くわかりません(汗)
ということで実際に重たい処理を実行したらどれくらいの温度になるのか試してみました。
Antutu(ベンチマーク)実行直後の温度を測定
ベンチマークソフトはスマホの処理性能がどれだけあるか、とにかく全力で処理を行った結果を数値として表現してくれるソフトです。
Antutuはとても利用者が多いベンチマークソフトで、温度も測定できるので参考になると思います。
Antutuの測定結果にある温度モニターの【温度変化】でAntutuを実行したことによってどれだけ温度が上昇したか分かるようになっています。
それではいってみましょう!
Galaxy S7 edgeのAntutu実行結果
温度モニターは画像の一番下の欄にあります。温度変化が↑7.6℃となっているのが分かりますね。

BlackShark2のAntutu実行結果
温度変化が↑4.5℃となっています。Galaxy S7 edgeよりも温度上昇が抑えられています。さすが液体冷却といったところでしょうか。

PUBGモバイル(ゲーム)プレイ中の温度を測定
次に3Dゲームをプレイしてみてどれくらいの温度になるのか見てみました。
ゲームプレイなので全く同じシチュエーションで比較するのは難しいですが参考にしてくださいませ。
なるべく高負荷にしようと思い、PUBGのグラフィック設定は以下の設定にしました。
- クオリティ HDR(Galaxy S7 edgeはHD)
- フレーム設定 極限
- アンチエイリアス 有効
- シャドウ 有効
- FPSの自動調整 OFF

プレイが終わったあとだとCPU温度はすぐ下がってしまうので、 スクショは 約10分間ほど経過したプレイ中の温度を見てみました。
Galaxy S7 edgeのPUBGプレイ結果
GalaxyはCPU温度が意外にも低い状態を保ってました。本体を触った感じは明らかにBlackShark2より熱かったんですが…

BlackShark2のPUBGプレイ結果
BlackShark2のCPU温度は結構あがっていますね。ただし、本体やディスプレイを触ってみるとGalaxyよりぬるかったです。

Galaxy S7 edgeとの比較してみて
BlackShark2のCPUはスナップドラゴン855。対してGalaxy S7 edgeのCPUはスナップドラゴン820なので3世代古い。さすがにこの比較はGalaxyがかわいそうな結果になるだろうと思っていたのに数値上はBlackShark2の方が熱いことを示して驚きました。
うーむ、液冷が凄いのか良く分からない結果でしたね(笑)
ちなみにプレイしててBlackShark2はヌルヌルサクサクで余裕な感じ。Galaxyはカクカクだったので限界を超えてたと思います。