純水器で洗車したい素人が自作に挑戦!塩ビ素材で激安!

アイキャッチ

洗車の際に水道水を濡れたままにしておくと、乾燥して白く残ってしまう水垢・イオンデポジット。

洗車後に水を拭き取るのも面倒だし、何か楽な方法は無いかと調べたら純水を使えば乾燥してもイオンデポジットになりにくいらしい。

「よし!純水器を買ってみよう!」と思ったけどかなり値段が高く・・・

洗車ショップが販売している大型の純水器が約8万円

楽天市場のリアルタイムランキング1位の小型の純水器が3,3000円

コストコでも販売している安いことで有名な純水器でも2,5000円

洗車のプロでもないし、車が趣味というほどでもない、ただの素人にはそれでも高いな~と思っていたらありました、お安く自作する方法が!

Youtubeで探せば何人も純水器を自作してる人がいるので、参考にして知識が無い私でも見よう見まねで作れてしまいました!

材料もほとんどがホームセンターに売っているのでハードルも低かったです。

その時の様子をYoutubeに公開したものがこちら。

最後まで動画を見ていただければ制作過程が分かるようになっていると思います。

この記事の内容は動画とほとんど同じですが、ところどころ動画作成後に気づいたことや変更したことなどを書いているので、動画と合わせて参考にしていただければと思います。

純水器の自作で用意するもの

純水器の自作に必要だったものを材料と道具に分けて紹介します。材料の値段は私が購入した際の値段なので参考までに。

純水器の自作で必要な材料

材料一式
  • VUパイプ 100mm径 0.5m ¥448
  • VUキャップ 100mm径 ¥398
  • VU継手ソケット 100mm径 ¥391
  • DV継手 掃除口 100mm径 ¥648
  • TS継手バルブソケット13 ¥48×2個
  • ロックナット13 ¥138×2個
  • ネジ口金13 ¥320×2個
  • ホースジョイントコネクター ¥393×2個
  • 耐圧ホース80cm ¥208
  • 純水用イオン交換樹脂5L ¥4800
  • 活性炭(観賞魚コーナーで) ¥388
  • ストッキング ¥108
  • ろ過マット(観賞魚コーナーで) ¥228

材料に関する補足

※VUパイプ
イオン交換樹脂5Lを2回に分けて使うつもりだったため、ホームセンターで既成の0.5m長を購入しましたが、後でもっとイオン交換樹脂を多くしようと試したところ4Lくらいしか入りませんでした。どうせなら5Lまるっと入る長さにしておけば良かったと思ってます。もし好きな長さのVUパイプを用意できるなら、今度自作する際には0.7m長にするつもりです。

※ロックナット13
ロックナットはVUキャップとバルブソケットの接着、掃除口とバルブソケットの接着でガッチリ締め付けるために一時的に使用し、接着剤が乾燥したらロックナットは取り外して不要になります。
バルブソケットの接着を一つずつ行う場合は、ロックナットも1つだけ用意して使いまわせばOKです。(時間はかかりますが・・・)
私は二つ並行して接着作業をしたのでロックナットも二つ用意しました。

※耐圧ホース
耐圧ホースは80cmだと、純水器を片付ける際に入水口と排水口を繋ぐと結構ギリギリでした。
余裕をもって90~100cm購入して後から好みで短くした方が良いかもしれません。

※純水用イオン交換樹脂
イオン交換樹脂には見た目そっくりで純水用軟水用が販売されています。材料の中で最も高額なので間違えないように気を付けてください。純水器の自作なので必ず純水用を購入してください。
少しでも安く済ませたい!という方は再生品という選択肢も。北海道、沖縄以外にお住いの場合は送料込みでも安いです。ただし、新品より少し寿命が短い(純水化できる総量が少ない)らしいので、少しの値段差なら新品をおすすめします。
タイミング次第ですがAmazonでタイムセールをやっている時が一番安いんじゃないかなと思います。

(Amazon) 純水用 イオン交換樹脂 5L ※送料無料
(楽天市場) 純水用 イオン交換樹脂 5L ※送料無料
(楽天市場) 純水用 イオン交換樹脂 5L 再生品 ※送料別

※活性炭
イオン交換樹脂のメーカーサイトによると、先に活性炭を通すことでイオン交換樹脂の寿命が長くなるらしいので、動画では良かれと思って5パック入れています。が、その後のイオン交換樹脂の詰め替えの際にはイオン交換樹脂を少しでも多くするため、活性炭は入水口バルブソケット側に1パックだけにしました。比較したわけではないので気分的なものですが、活性炭よりイオン交換樹脂を増やした方が長持ちするような気がして・・・コストコの純水器も活性炭は入って無さそうですし。

※ろ過マット
動画では合計6枚入れていますが、やはりその後のイオン交換樹脂の詰め替えの際にはイオン交換樹脂を優先、かつ、井戸水や池の水ではなく水道水を利用するので、そもそもろ過する必要は無いのでは?と思い、排水口バルブソケット側にストッキングの破れ防止として1枚だけ入れるようにしました。

純水器の自作で使用した道具類

道具
  • 電動ドリルドライバー \4980
  • ドリルビット2mm(本体付属品)
  • ドリルビット21mm(単品購入)\661
  • 紙やすり60番 \数十円
  • 紙やすり120番 \数十円
  • のこぎり \1580
  • キッチンペーパー
  • パーツクリーナー \320
  • 塩ビ用接着剤500g \730
  • ペンチ類2本

道具に関する補足

※ドリルビット21mm
今回の純水器作成のために購入したのですが、作成し終えたら使う機会が無くなりました。
VUキャップや掃除口を購入したホームセンターにDIY工房があれば借りた方が安上がりかもしれません。

※塩ビ用接着剤
容量を気にせずAmazonでポチったら500gは多すぎて余りまくりました。ワンサイズ小さいもので100gがあるのでそれで十分だと思いました。

純水器の自作手順

動画の内容に沿って手順を説明します。

【1】VUキャップと掃除口にバルブソケットを差し込むための穴を開ける。

穴あけ

床が汚れないようにと深く考えずに段ボールを2個ほど敷いて作業しましたが、貫通した瞬間にずぼっ!といったら簡単に段ボールを突き抜けて床が傷つきそうな気がして、怖くてドリルドライバーを強く押すことができず時間がかかりました。
床の養生も考えてもう少しちゃんと準備すれば良かったです。

【2】やすりで穴を少し大きくする。

穴を大きくする
やすり掛け前

21mmドリルビットで穴を開けただけだと、画像の通りバルブソケットが微妙に最後まで入りきれませんでした。(ネジ部の根元が21mmより少し大きい?)そのため60番のやすりを使って少し穴を広げる調整をしました。

やすり掛け後
やすり掛け後

穴を少し大きくしたことでバルブソケットが奥まで入るようになりました。VUキャップ、掃除口のどちら同じように穴の大きさを調整してください。

【3】接着面をやすり掛けする。

掃除口の面取り加工

後で調べて知ったのですが、塩ビの接着面にやすり掛けすることを「面取り加工」といって、キレイに接着できるようにするために行うようですね。面取り加工では120番のやすりを使いました。

バルブソケットの面取り加工

範囲が狭くてやりにくかったけどバルブソケット側の接着面も面取り加工しました。

【4】バルブソケットの不要な部分を削除する。

バルブソケットの足切り

バルブソケットをVUキャップと掃除口に接着した際に、内側に出っ張る部分が邪魔になるので切り落としました。しかし、折り畳み式でかっこいいという理由だけで購入した木材用ノコギリが切りにくいのなんの・・・
私は1個切り落としたら疲れたので、もう1個は切らずにそのまま使いました。適したノコギリだったらもっと簡単に切り落とせたんじゃないかなと思います。

【5】接着面を洗浄する。

接着面の洗浄

作業場所には水道が無く行ったり来たりするのも面倒だったので、水で濡らしたペーパータオルで削りかすを拭き取ってからパーツクリーナーでキレイにしましたが、面倒でなければ水道で洗い流した方が簡単に削りかすを流せて時短になる気がします。

【6】バルブソケットを接着する。

バルブソケットの接着

VUキャップ、掃除口とバルブソケットの接着面の両方に接着剤を塗りました。なるべくネジ部分に接着剤が付かないように丁寧に塗ってください。

ロックナットの締め付け

がっつり接着させるためロックナットで締め付けて1日くらい乾燥させました。

【7】掃除口と継手ソケットの接着面を面取り加工する。

掃除口の面取り加工

120番でやすり掛けして面取り加工します。
掃除口は外側全体を。

ソケットの面取り加工

継手ソケットは内側全体を。

VUパイプの面取り加工

VUパイプは両端のVUキャップや継手ソケットと接着する範囲を面取り加工します。

【8】面取り加工したところを洗浄する。

面取り加工面の洗浄

削りかすを拭き取るか水洗いしてからパーツクリーナーでキレイにしました。

【9】掃除口と継手ソケットを接着する。

掃除口とソケットの接着

面取り加工したところに接着剤をたっぷり塗ります。継手ソケットは内側に。

掃除口とソケットの接着2

掃除口は外側に。結構べちょべちょになるくらい塗りました。

掃除口とソケットを圧着

接着剤を塗り終えたら掃除口を継手ソケットに差し込んで、30秒くらい押さえつけて圧着します。

【10】VUパイプと継手ソケットを接着する。

パイプとソケットの接着

同じように今度は継手ソケットの内側とVUパイプの外側に接着剤をたっぷり塗り、

パイプとソケットを圧着

継手ソケットにVUパイプを差し込んだら上から押さえつけて圧着します。

接着剤が乾燥するのを待つためここで一旦作業を中断し、翌日再開することにしました。

【11】バルブソケットからロックナットを外す。

ロックナットの取り外し

 乾燥したら圧着に利用したロックナットは不要になるので外します。ロックナットを付けたままだと、この後ホースジョイントコネクターを取り付ける際に干渉してしまいます。もしも厚さ2~3mmくらいのロックナットだったら付けたままでも邪魔にならないかも知れませんが、画像のロックナットくらいの厚さだと駄目でした。

【12】VUキャップとVUパイプを接着する。

キャップとパイプの接着

VUキャップの内側を120番のやすりで取り加工し、水洗いしてパーツクリーナーでキレイにします。
バルブソケットの不要部分を切り落としてないと画像のように出っ張りが邪魔になるので、バルブソケットを接着する前に2つとも切り落とした方が良いと思います。

キャップとソケットを圧着

VUキャップとVUパイプの接着面にたっぷりと接着剤を塗って差し込んだら圧着します。

本体部分完成

かなり純水器らしくなってきました。

次に純水器の中身を詰めていきます。
とりえあず動画の流れ通りに説明しますが、後々中身の配分はガラッと変更したのでそれについては最後に記載します。

【13】ろ過マットを詰める。

ろ過マット

観賞魚コーナーで売っていたろ過マットを切らずに三つ折りにして、合計3枚入れました。

【14】活性炭を入れる。

活性炭

同じく観賞魚コーナーで購入した活性炭はそのままで丁度良いサイズで合計5パック入れました。

【15】ろ過マットを入れる。その2

ろ過マット

ここで活性炭との仕切りの意味を込めて(仕切る必要は無いけど)、ろ過マットを1枚追加しました。

【16】イオン交換樹脂を入れる。

イオン交換樹脂

イン交換樹脂は小さな粒になっていて直接入れるのではなく、水を通しそうな袋に入れます。
今回はストッキングの足部分だけ切り取って2重にしたものに、イオン交換樹脂5Lのうち約半分を目安に入れました。

イオン交換樹脂の挿入

パイプを少し傾けてストッキング袋をズルズルと入れていきました。

【17】ろ過マットを入れる。その3

ろ過マット

最後にバルブソケットの足に当たってストッキング袋が破れないように、ろ過マットを2枚入れて丁度いっぱいいっぱいになりました。

【18】掃除口の蓋を閉める。

掃除口の蓋

動画では蓋をそのまま閉めただけですが、実際に使用してみたところ水が滲むようにちょっとだけ漏れてたので、ネジ部にシールテープを巻いて漏れないようにしました。

ここまで来たらあと少しで完成です。

【19】ホースにホースジョイントコネクターを取り付ける。

ホース

ホースの両端にちゃちゃっと取り付けます。

【20】ネジ口金を取り付ける。

ネジ口金

本体両端のバルブソケットにネジ口金を取り付けます。

【21】完成

完成

本体とホースを繋げて完成です!

片付ける時

使用しない時はこんな感じで両端を繋いで片付けてます。

使用する時

手書きでダサいですが、入水口(IN)と排水口(OUT)が一目でわかるようにマジックで目印を書きました。

TDSメーター

TDSメーターで測定した結果、見事に0ppmの純水を作ることができました。

ひとまずこれで動画通りの純水器は完成です!お疲れ様でした!

後日、純水器の中身を変更しました

イオン交換樹脂は消耗品で、しばらく使っていると純水が作れなくなります。純水が作れなくなると新しいイオン交換樹脂に交換しなければならないので、できるだけ寿命を長く、交換する手間を減らしたくて動画とは違う中身にしてみました。

イオン交換樹脂の寿命(参考)

洗車一回で使用する水量といっても車の大きさでも違うし、どれだけ丁寧に洗い流すか洗う人の性格でも変わってくると思うので、あくまでも参考程度に思ってください。

私の純水器の使い方ですが、洗車の泡を洗い流すまでは水道水を使い、最後の仕上げに純水器を使うようにしていました。また、上にある使用時の画像のとおり高圧洗浄機は使わずホースリールに付属のシャワーノズルを使ってます。

最初の頃はうれしさもあり、ボディーの合わせ目やフロントグリルのように入り組んだ所も丁寧にしっかり純水で洗い流していましたが、徐々に節水するため手短に終わらせるようになりました。

ざっくりこんな感じの使い方で15回くらい洗車した辺りから、少しずつppmの数値が上がり始めたような気がします。

自作純水器の改良点

素人なりに考えた結果、とにかくイオン交換樹脂を多くするほど寿命も長くなるのでは!?という考えに至りまして、イオン交換樹脂を交換する際に次の画像のようにガラッと中身を変えてみました。

ろ過マット 6枚→1枚

元が水道水なのでろ過が必要なほどゴミは混ざってないと思い、何枚も入れる意味は無いと判断。イオン交換樹脂のストッキング袋が排水側のバルブソケットに当たって破けるのを防ぐ意味で1枚だけ入れました。

活性炭 5枚→1枚

活性炭についてもとにかくイオン交換樹脂を増やすことを優先。入水側のバルブソケットとイオン交換樹脂のストッキング袋が当たって破けるのを防ぐため1枚だけ間に挟みました。

イオン交換樹脂 約2.5L→約4L

ろ過マット1枚と活性炭1枚以外の空間を全てイオン交換樹脂で埋めるつもりで入れると、約4Lくらい入れることができました。中途半端に余ってしまったので、次回自作する機会があったらVUパイプを少し長い0.7mにして、イオン交換樹脂5L全て入れるように作りたいたいと思います。

最後に

バルブソケットの不要部分の切り口が、ノコギリで雑に切っただけでギザギザして、ストッキング袋が当たると破けやすそうだったのでろ過マットや活性炭を入れましたが、切り口をキレイに加工していれば全てイオン交換樹脂にしても良いなと思いました。

改良後の純水器を使ってまだ5回くらいしか洗車後の仕上げ流しをしていないので、寿命がどれだけ変わるのかはまだ分かりません。長くなるとは思うんですけどね~。

この記事を書き始めた時は、Amazonではイオン交換樹脂5Lが4,800円で楽天より安かったのですが、記事を書き終えるころに確認したら値上がりしていて、楽天と同じ5,400円になってました。

世の中の情勢的に色々なものが値上がりしてますし、今後も値上がりする可能性が高いのでこまめに要チェックです。

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