Lenovo IdeaPad Gaming 370 良い所と不満な所(個人の感想)

アイキャッチ

ノートPCは持ち運ぶことが前提で、大きくても13インチ台までしか考えられない!!

と思っていました。以前までの私なら・・・

しかし、職場で貸与されたノートPCが15.7インチのLenovo ThinkPad L570(以降は省略してL570)で、仕方なく毎日持ち運んで通勤しているとあら不思議、このサイズでも持ち運びが苦にならない体になってました(笑)

じゃあゲーミングノートPCでも全然持ち運びいけるわ!ということで購入したのがLenovo IdeaPad Gaming 370(以降は省略してIG370)!(末尾にiが付いてないのでCore-iじゃなくてRyzenです)

Lenovo IdeaPad Gaming 370(Lenovo公式ストア)

普段から特にゲームをやっているわけではありませんが、というかほとんどゲームはやってなくて、動画編集とか音声合成などのソフトでGPGPUを利用したかったので、ゲーミングPCでもエントリー機種で良いかなと。

かつクリエイティブ系のソフトのGPGPUはAMDやIntelに対応してない場合でも、NVIDIAなら基本的に対応してそうなので、NVIDIA GeForce RTX 3050Ti Laptop を搭載した本機に決めました。

エントリー機種とはいえdGPUの演算性能はPS4 Pro以上なので、ライトゲーマーには十分かなぁと思うのです。

PS5RTX3050Ti LaptopPS4 ProPS4
10.3 TFLOPS5.3 TFLOPS4.2 TFLOPS1.84 TFLOPS
浮動小数点演算性能の比較

それでは、まだまだ使用期間は短いですが、いちユーザーとして感じた良い所、悪い所を共有したいと思います!

IdeaPad Gaming 370 の気に入った良い所

Power Delivery対応のUSB Type-Cを搭載!

これは超絶うれしい仕様!

IG370のACアダプター(170w)は結構大きくて重いので持ち運ぶのはできれば避けたい!

アダプター

かと言ってもう一つ買って勤務先などに置いておくにしてもまぁまぁなお値段!

【純正】Lenovo 170W ACアダプター(送料無料)

しかーし!背面のUSB Type-CはPD対応なのでスマホのPD充電器(たぶん65w以上?)が使えるので助かります!

USB PDポート

スマホ充電器なら小さいので持ち運びも楽になりますね!

とりあえず手持ちの65wのPD充電器で試してみました。

電源LED

先にPD充電器を繋ぐと電源LEDが点灯しますが、起動しようとすると電力不足みたいなエラーが。

電源エラー

無視して進めようとESCを押下すると、電源LEDは点滅してバッテリー起動になりました。

起動した後でPD充電器を繋ぎ直すとOK。ライトな使い方をしている場合は遅いけど少しずつバッテリー%が上昇することが確認できました。

ただし、ゲームなどのヘビーな使い方をしながらだと充電が追い付かず、もりもりバッテリー%は減っていきました。

65wだと充電できるといっても最低限ですね、ふむふむ・・・

100w以上のPD充電器であれば、ゲームをしながらでもバッテリー%は減らず増えずな感じらしいですが、100w以上のPD充電器ともなるとこれまた結構高いので悩ましいところではありますが、とりえあずスマホの充電器と共有できるのは良いですね。

サーマルモードの切り替えが簡単で分かりやすい

パフォーマンスを変更する機能があります。

ファンがうるさくて高性能なパフォーマンスモード、静かで低性能な静音モード、その中間となるバランスモードの3パターンを切り替えて使用することができます。

ツールで切り替える場合はLenovo Vantageで切り替えることができます。

ツール画面
ツール画面2

切り替えにはショートカットキーも用意されていて、[Fn+Q]で順に切り替え可能。

また現在のサーマルモードが電源ボタンLEDの色で判別可能なところも親切です。
(赤:パフォーマンスモード、白:バランスモード、青:静音モード)

静音モードLED

IdeaPad Gaming 370 の不満な所

本体サイズが変に大きい・・・

IG370のディスプレイサイズは16インチなので、一般的な同サイズの15.6インチのノートPCとは幅と奥行きの比率が違うんですよね~。

気になったのは奥行きで、IG370は出っ張りがある分奥行きが少し(2cmちょい)長いです。

背面奥行き

なんでもアダプターやHDMIなどのインターフェースを背面に配置したことと、効率よく廃熱するために奥行きが長くなっているらしい。

この独特な奥行きが少し長いせいで、Lenovo L570なら愛用の通勤リュックのインナーポケットに入るのに、IG370の場合はギリギリ入りませんでした!

仕方がないのでインナーポケットに入れるのは諦めて、普通のスペースに入れて持ち運ぶことにしますが、(まだ買って間もないし)むき出しのまま入れたくないので、別売りでインナーケースを購入することにしました。

IG370専用のインナーケースを見つけることができず、仕方なく購入したのがこちら。

そもそもIG370は16インチなのに、このインナーケースは15.6インチ向けなので適当に選んだのですが、これがなんと超絶スペシャルなジャストフィット感!

IG370専用?と思ってしまうくらい、縦も横もほぼ好きまなくピッタリなサイズでびっくりしました!

ぶかぶかしてるのが嫌いな人には超おすすめのインナーケースです!ただし、付属の液晶保護フィルムは小さ過ぎるので使ってません。あくまでもインナーケース目的で購入してくださいね。

インナーケース1
縦も横も隙間がないくらいピッタリ
インナーケース2
もちろんちゃんとチャックも閉まります

キーボードはいまいちパッとしないか普通か?

キーボードがL570と比べて薄っぺらい感じで、L570がとても打ちやすいだけに見劣りしてしまいます。

ただ、ビッグカメラでゲーミングノートPC以外にも色々なノートPCを触ってみたところ、どれもキーボードが薄っぺらい感じだったので、今時のノートPCは薄っぺらいキーボードが主流みたいですね?本体の薄さを追求するためでしょうか??

あと、英語キーボードを流用して日本語化してるらしく、バックスペース、エンター、右シフトは隣のキーと穴を共有してるため小さく、慣れないとタイプミスが多いかも。

キーボード1

HPのゲーミングノートPCであるVictusが日本語専用のキーボートで打ちやすそうなので購入候補だったのですが、ビッグカメラに展示してあった実機で確かめると画面の最大光度がとても暗くて尿液晶っぽかったので止めました。

キーボードについてはもう一点、ページUPとページDOWNがテンキーの右上にあるので使いにくい。カーソルキーの上にあった方が良かったなと。

キーボード2

キーボードのバックライトが(白単色のみですが)搭載されてるので暗い所でも見やすいのは良いですね。切り替えもFn+Spaceのショートカットで弱→強→OFFが簡単に変更できます。

夜の車の中で使う場合も車内灯を点けなくても大丈夫

まとめ

すでに後継機も発売されて旬を過ぎた機種なので最新感はありませんし、在庫も見かけなくなってきた本機です。しかし、その分お安くなってきて、それらを補って余りあるほどの性能とコスパを持っています。

私はこのパソコンでSteamの色々な無料ゲームを楽しんでいます。

ライトゲーム好きなら、ぜひチェックしてみてください!