MovieStudioの使い方01|プロジェクトの開始「ようこそ画面」
「ようこそ画面」からプロジェクトを開始する
Movie Studioを起動すると最初に「ようこそ画面」と呼ばれる、既存プロジェクトを開くか新規プロジェクトで開始するか選択するウィンドウが表示されます。
Movie Studioの動画編集では動画や音楽などの素材を配置したり、切り替わり効果を適用していきます。それらの素材がどこにあるか、どんな編集をするか、作業記録を全て保存するためのファイルをプロジェクトと言います。動画編集の設計図みたいなものです。
既存のプロジェクトを開く
まずは、ようこそ画面の左側の「既存の動画プロジェクトから開始」セクションから説明します。
①には最近使用したプロジェクトが表示されます。
この一覧からプロジェクトをクリックすることで簡単にプロジェクトを再開することができます。
動画が完成するまで何度も中断と再会を繰り返すことになるので、とても頻繁に使う操作です。
一覧に無いプロジェクトを開く場合は②の「プロジェクトの検索」をクリックすると、通常の「開く」ダイアログから保存されているすべてのプロジェクトファイルにアクセスすることができます。
新規プロジェクトを開く
右側には、新しいムービーを作成する際に開始するオプションがいくつかあり、大きく素人向けの③と玄人向けの④の二つに分かれています。
素人向けモード
素人向けの③は親切モードで新規プロジェクトを開始するオプションです。
まず「作成したい動画の種類を選択」でワイドスクリーンかトールを選択します。YouTubeならワイドで良いでしょう。トールはTikTokに合いそうですね。
次に簡単作成から「ガイド付きビデオクリエーター」か「動画の作成」のどちらかをクリックすると新規プロジェクトが開始します。
2つの違いは以下の通り。
「ガイド付きビデオクリエーター」は素材のインポートから最終的なムービー作成まで、ガイドに従いながらステップバイステップで進めます。最も初心者向けの簡単なモードです。
「動画の作成」はステップバイステップのガイドは無いものの、シンプルなメニューに限定された新規プロジェクトを開始します。
玄人向けモード
玄人向けの④のパワーユーザーモードはフルメニューで新規プロジェクトを開始します。
常にパワーユーザーとして開始を選択すると、今後も常に「ようこそ画面」を開くことなくパワーユーザーモードで新規プロジェクトを開始するようになります。
Movie Studio起動時に「ようこそ画面」が表示されなくなっても、メニューの「ファイル」→「開く」から既存のプロジェクトを選択して再開することができます。
また、起動時の「ようこそ画面」を再び有効にするには、メニューの「オプション」→「ユーザー設定」ダイアログの「全般」タブを開き、「プログラムを起動する際に常に「ようこそ」画面が表示されます」をチェックして有効にします。
まとめ
とりえあず起動したら最初に表示される画面ということで「ようこそ画面」について解説しました。
このブログではMovie Studioにがっつり取り組むつもりなので、シンプルなモードは使わず常にパワーユーザーモードで作業することを前提にしていく予定です。
またMovie Studioに限らず、Adobe Premiere Proなど他の動画編集ソフトも基本的にMovie Studioのパワーユーザーモードと似たようなインターフェースで編集することができます。
パワーユーザーモードに慣れていれば他の動画編集ソフトでも役に立つので、ぜひパワーユーザーモードを使いこなせるようになりましょう。